入園を決めたら、早めにぜんそく発作ゼロの生活を目指して、
ぜんそくのコントロールをしていくことが大切です。
入園を決めたことをかかりつけ医に相談したとき、
先生がもっとも気を配ってくださったのがこのぜんそく管理でした。
発作ゼロの生活に向けて、親子ともに努力を重ねる日々が始まったのです。
ぜんそくの発作は、気管支の炎症によって起こるものです。
そして、一度発作が起こったあとは数ヶ月、『発作の起こりやすい期間』となります。
この『発作の起こりやすい期間』に入園が重ならないように、
入園までに発作を起こらないようにするためのコントロールを始めました。
この時期は、もっとも体調に気を配り、薬の使い方にも気をつけました。
風邪を引かない、風邪を引いても発作を起こさせない。
住環境を見直し、アレルゲンをできるだけ排除し、
入園前の数ヶ月をまず発作ゼロにできるようにしました。
こうすることで、できるだけよい状態のまま入園を迎え、
環境の変化やストレスで体調を悪くしても、
できるだけ発作が起こりにくいように、
また、発作が起こってもできるだけ小発作で抑えられるようにしたのです。
また、体調のいいときを見計らって、体力をつけることにも精を出しました。
というのも、ぜんそくと診断されてから、ほとんど家にこもりきりで、
お友達と外遊びをしたり、外で思い切り走ったりということが
まったくなくなっていたからです。
先生と相談しながら、日中の暖かい時間を狙って公園に行ったり、
突然の集団生活でストレスをためないように、お友達との時間も持つようにしました。
ぜんそくっ子がしてはいけない運動は、基本的にはないそうです。
どちらかというと、休みなく体を動かし続ける運動よりは、
適度に休憩の取れる運動のほうが向いています。
よく準備運動をすることや、冬場は冷たい空気を吸わないように
マスクを着用すること、運動発作を予防する薬を飲んでおくことなど、
工夫することで、より安全に運動ができます。
また、大きな声で歌を歌ったり、リコーダーなどの『吹く楽器』を演奏することも
呼吸の訓練になり、ぜんそくっ子には有効です。
昔から、冷水シャワーを浴びたり、冷たい水をかぶると
発作をおこしにくなることが知られています。
乾布摩擦も良いといわれていますが、肌の弱い子は要注意です。
| 発作が起こりやすい運動 | ⇔ | 発作が起こりにくい運動 |
| 水泳、スキー、縄跳び、 ウォーキング、短距離走 など |
野球、テニス 剣道、サッカー サイクリング など |
マラソン、登山 など |